【実施日・場所】平成22年6月25日(金) 韓国環境資源公社
今回は有志による視察・研修会を開催しました。
(1)韓国環境資源公社にて、韓国におけるリサイクル管理システムについて説明を聞きました。
(2)韓国では、産業廃棄物の不法投棄の問題を解決するため、紙によるマニフェスト制度が義務化されており、電子マニフェストの導入も進んでいる。電子マニフェストに係るコストは税金で賄われているとのことで、国を挙げて普及促進に力を入れている。
(3)今回は、衣類のリサイクル管理システムを見学。回収された衣類の入った段ボール箱には、それぞれに『ICタグ』が貼付されている。『ICタグ』には、廃棄物の排出元、種類、量、日付等の情報が入っている。
(4)段ボール箱を開けて中身を確認しなくても、機械に通して『ICタグ』の情報を読み取るだけで、廃棄物の種類や量がわかり適切に処理が行われる。
(5)リサイクル管理システムにより、移動・引渡しの状況や廃棄物の種類、処理量等を把握することができる。
最後になりましたが、韓国環境資源公社様には、この度の有志による視察・研修を快くお受けいただき、また、韓国のリサイクル管理システムについて、わかりやすい説明、施設の案内をしてくださり、誠に有難うございました。