【実施日】平成23年10月26日(水)
【場所】(社)日本道路建設業協会 道路試験所(八王子市)

当組合では、(社)日本道路建設業協会 道路試験所のご協力を賜り、平成13年より、年2回の材料試験講習会を開催して11年が経過。組合の事業活動として定着し、組合員の知識の向上、技術の習得に役立っております。

(これまで、材料試験講習会:初級9回、中級8回、品質管理試験講習会4回)

今回は、基礎的な内容から、より実務的な内容になり、再生粒度調整砕石の配合設計について習得するものです。

今回は10名が熱心に受講しました。講習内容は、3班に分かれ、既知のRC-40及びRC-10の試験結果から、それぞれ目標となる数値を考え計算し、配合率を検討していきます。参加者個々が実体験し、試験結果の計算と評価・運用を学び、日々の生産活動に役立てることが目的です。受講者には講習修了証を授与されます。


1.司会 当組合 生産販売部副会長 鈴木行夫。

2.当組合 副理事長 杉田臣より挨拶。

 


3.道路試験所 所長 松浦精一様よりご挨拶。


4.道路試験所 技術課 課長 渡辺昌夫様より講師のご紹介。

5.講師の先生方。

 


6.講師 道路試験所 試験・技術課 主任 福田嘉子氏による講義開始。

7.配合設計についての説明。


8. 3班に分かれ、上限・中央・下限それぞれの目標となる数値(割合)を考え計算。


9.実習室に場所を移し、講師の説明を聞く受講生。


10.材料となる試料。


11.班で担当する上限・中央・下限の試料質量を各々、計量していく。


12.粒度ごとに計量。


13.今回は、合計5000グラムになるよう試料を作成。


14.作成した上限(細目)・中央・下限(荒目)の見本粒度。


15.道路試験所 次長 清野茂様より、粒度の割合についての説明。

 


16.当組合 副理事長 杉田臣より閉会の挨拶と修了証の授与。

講習後に実施したアンケートには、「講習内容が、多くなり過ぎず大変 解りやすかったです。」「ふだんあまり見る事、知る事が無い事を改めて知る事が出来ました」「実際に締固めた現場密度試験の講習をやってほしい」との声もあり、今後も講習内容を検討し、さらに日々の製造に役立つ、技術、知識の習得につながる講習を続けてまいります。

この講習会の様子は、「日刊建設産業新聞10月27日」、「建通新聞11月2日」に掲載されました。

また、「骨材情報紙アグリゲイト」に掲載予定です。

最後になりましたが、講師、講習の場を提供してくださいました「(社)日本道路建設業協会 道路試験所」の皆様に深く感謝申し上げますと共に、これからもご指導ご鞭撻いただけますようお願い申し上げます。