神奈川県再生骨材協同組合 ホームに戻る ホームに戻る サイトマップ お問い合わせ

Archives for 2010 10月

【(第7回)中級者向け材料試験講習会(単位容積質量試験)】

 【実施日】平成22年10月27日(水)
【場所】(社)日本道路建設業協会 道路試験所(八王子市)

 
当組合では、(社)日本道路建設業協会 道路試験所のご協力を賜り、平成13年より、年2回の材料試験講習会を開催して10年が経過。今回は、20回目の講習会となりました。これまでの受講者は、延べ人数にして240人を超え、組合の事業活動として定着し、組合員の知識の向上、技術の習得に役立っております。

(これまで、材料試験講習会:初級9回、中級6回、品質管理試験講習会4回)  

今回は、春に開催の講習会がたいへん好評で、申込み締切前に定員に達し、受付を終了した経緯もあり、同じ内容にて開催することになりました。これは、基礎的な内容から、より実務的な内容になり、製品の t 出荷の m3 換算など、すぐに役立つ実践型の講習です。

今回は9名が熱心に受講しました。講習内容は、試験方法、規格等についての説明の後、試料調整、単位容積質量試験を参加者個々が実体験し、試験結果の計算と評価・運用を学び、日々の生産活動に役立てることが目的です。受講者には講習修了証を授与されます。また、今回は、20回目の開催にあたり、受講後、組合員各社に記念品を贈呈することになりました。

 

司会:当組合 生産販売部副会長 鈴木行夫
 1.司会:当組合 生産販売部副会長 鈴木行夫。

 当組合 理事長 尾﨑誠一より挨拶。
2.当組合 理事長 尾﨑誠一より挨拶。

 道路試験所 所長 松浦精一様よりご挨拶
3.道路試験所 所長 松浦精一様よりご挨拶。

 試験課 課長 清野茂様より講師のご紹介

4.道路試験所 試験・技術課 課長 清野茂様より講師のご紹介。

講義開始

 5.講師:道路試験所 試験・技術課 主任 根元孝様による講義開始。

  試験方法について講義を受ける受講生
6.試験方法についての講義を受ける受講生。

実習開始。試料調整。
7.実習開始。試料調整。

 容器の高さ1/3ずつ試料を入れ、

8.容器の高さ1/3ずつ試料を入れ、

それぞれ突き棒で均等に所要の回数を突く。

9.それぞれ突き棒で均等に所要の回数を突く。

(3回目)

10.(3回目)

表面を平らにならす
11.表面を平らにならす。

計量
12.計量。(各自、7.から12.までの工程を繰り返し、2回ずつ試験を行う)

教室に戻り試験結果を元にデータ整理。
13.教室に戻り、試験結果を元にデータ整理。

当組合 副理事長 杉田臣より閉会の挨拶
14.当組合 副理事長 杉田臣より閉会の挨拶。

 修了証、材料試験講習会20回記念品の授与。
15.修了証、材料試験講習会20回記念品の授与。

講習後に実施したアンケートには(講習会の継続について)ぜひ開催してほしい」との声を多くあり、今後も講習内容を検討し、さらに日々の製造に役立つ、技術、知識の習得につながる講習を続けてまいります。

この講習会の様子は、「日刊建設産業新聞」、「建通新聞」、「骨材情報紙アグリゲイト」に掲載予定です。

最後になりましたが、講師、講習の場を提供してくださいました「(社)日本道路建設業協会 道路試験所」の皆様に深く感謝申し上げますと共に、これからもご指導ご鞭撻いただけますようお願い申し上げます。

Photo:S.Abe

講習会開催

「(第7回)中級者向け材料試験講習会(単位容積質量試験)」

 

朝は冷え込みましたが、日が当たる場所は暖かく感じられ、見上げると青空が広がっています。

本日は、(社)日本道路建設業協会 道路試験所(八王子市) にて講習会を開催。

講義が始まりました。この様子は、後日ご報告します。

「(第7回)中級者向け材料試験講習会」開催

事務局

視察報告【相模原市南清掃工場】(10月13日)

【実施日・場所】 相模原市南清掃工場

組合事業活動の一環として、視察、研修会を実施しました。

 

平成22年3月 完成したばかりの施設を見学させていただきました。

①平成22年3月に完成したばかりの施設を見学させていただきました。

施設についてのビデオ

②施設についてのビデオ上映。

工場見学

③工場見学。説明を受けながら、見学する参加者。

ゴミ投入ステージ

④ごみ投入ステージ。トラックごと計量を終えたごみは、ここからごみピットに投入されます。

ごみピット

⑤ごみピット。(巨大なごみクレーンが動いているのですが、反射してよく見えないので、⑥を参照)

図解 ごみピット、ごみクレーン

⑥ごみピット・ごみクレーン。25メートルプール約30個分という広さのごみピット。ごみクレーンがごみを撹拌した後、投入ホッパに入れます。

流動ガス化炉、燃焼溶融炉

⑦流動ガス化炉、燃焼溶融炉について、模型を見ながらの説明。

ごみは流動ガス化炉で未燃ガス、炭化物、灰分に分解(鉄やアルミは有価物としてリサイクル)→ 灰分は燃焼溶融炉で約1200℃の高温で溶かす(溶融スラグは有価物としてリサイクル)

ボイラ

⑧ボイラ。ごみを燃やした熱により、蒸気を発生させています。

中央制御室

⑨中央制御室。工場内の各機械施設の制御、処理状況の監視を行っています。

蒸気タービン発電機

⑩蒸気タービン発電機。ボイラで発生した蒸気を利用して発電しています。

ごみの燃焼エネルギーの他に、太陽光・雨水等の自然エネルギー、節電・節水などの省エネルギー技術を導入して、エネルギーの有効利用を行い、二酸化炭素の排出量の削減を図る。→ 地球温暖化防止に寄与。

 高度な排ガス処理設備を設け、ダイオキシン類をはじめとする有害物質の排出を抑制→公害防止に寄与。

 この他にも、ごみを資源として回収するなど再利用を図る「マテリアルリサイクル」、ごみ処理過程で発生する熱エネルギーにより発電を行い利用する「サーマルリサイクル」など、環境への負荷が少ない循環型社会へ寄与する施設。

この日は点検のため稼動していませんでしたが、丁寧な説明を受けながら最新の設備を見学することが出来、とても充実した視察研修会となりました。

相模原市南清掃工場の沖津工場長様をはじめ、施設の皆様のご協力に厚く御礼申し上げます。