【実施日】平成26年10月22日(水)

【場所】(一社)日本道路建設業協会 道路試験所(八王子市)

当組合では、(一社)日本道路建設業協会 道路試験所のご協力を賜り、平成13年より、年2回の材料試験講習会を開催して13年が経過。組合の事業活動として定着し、組合員の知識の向上、技術の習得に役立っております。

(これまで、材料試験講習会:初級11回、中級11回、品質管理試験講習会4回)

今回の講習は突き固め試験と現場密度試験を行い、施工現場で役立つ技術・知識を広げる事を目的に12名が熱心に受講しました。受講者には講習修了証を授与されます。

 

1.当組合 副理事長 篠﨑敬治より挨拶。

2.道路試験所 技術課 課長 渡辺昌夫様よりご挨拶。

3.講師のご紹介。

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4.講師 道路試験所 技術課 塚本係長、藤田試験員による講義開始。

 

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5.講義を聞く受講生

 

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6.実習室に場所を移す。突き固め試験~加水して混ぜる。

 

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7.1/3ずつ容器に入れる。

 

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8.突固め試験(4.5㎏ランマー、3層、92回)。

 

9.形成。

 

10.加水率の違う試料を比較。

 

11.湿潤質量の計量。

 

12.モールドから取り出す。

 

13.含水比の測定。

 

14.恒温乾燥炉による試料乾燥。

 

15.現場密度試験の説明を聞く受講生。

 

16.現場密度試験に用いる器具。

 

17.空の密度測定器の計量。

 

18.試験用砂を測定器に入れる。

 

19.試験用砂の計量。

 

20.測定器を逆さにしてバルブを開き、漏斗に砂を移動させる。

 

21.バルブを閉め、漏斗に移動した砂を取り除き、計量。

 

22.測定器に水を注ぐ。

 

23.水の密度の測定。

 

24.測定箇所にベースプレートを密着させる。

 

25.ベースプレートの内側を円形状に掘る。

 

26.掘り出した土の全量を容器に保存する。

 

27.試験孔の状態。

 

28.測定器を直立させバルブを開く。砂の移動が止まってからバルブを閉め、測定。

 

29.測定結果をもとに試験孔の体積を計算。

 

30.教室に戻り質疑応答。

 

31.酒井生産販売部副会長より閉会の挨拶と、修了証の授与。

 

講習後に実施したアンケートには、「講師の方々が丁寧に説明していただき、良く理解できました」「難しかったけどわかりやすかったです。また参加します」などの声があり、今後も講習内容を検討し、さらに日々の製造に役立つ、技術、知識の習得につながる講習を続けてまいります。

この講習会の様子は、「日刊建設産業新聞10月23日」に掲載されました。また、「建通新聞」、「骨材情報紙アグリゲイト」に掲載予定です。

 

最後になりましたが、講師、講習の場を提供してくださいました「(一社)日本道路建設業協会 道路試験所」の皆様に深く感謝申し上げますと共に、これからもご指導ご鞭撻いただけますようお願い申し上げます。